Electronic Devices Dept

    電子デバイス部門

    HAIDI(リン酸鉄リチウムイオン電池メーカー)

    HAIDIは、中国山東省が本社のリチウムイオン電池メーカーです。haidiロゴ

    リン酸鉄(LiFePO4)を中心としたリチウムイオン電池セル及びパックの研究、開発、製造、販売をしており、世界各国にて動力用をはじめとした幅広い用途で採用されています。 標準パックに加え、高性能かつ安全性に優れたセルを、お客様のご要望に応じたカスタムパックにてご提供することも可能です。

     

                    <HAIDIのご紹介動画>

     

    セルの特長

     

        安全性    サイクル寿命    ハイレート    持続可能性    トレーサビリティ-1

     

     

      <5つの特長>


     

                  安全性

     

    熱暴走が起こりづらい

    HAIDIの正極材料として使用されているリン酸鉄は、熱安定性に優れているため、過充電や短絡時の発火や爆発のリスクを低減します。

     

    安全性画像


     

                  サイクル寿命

    サイクル寿命

       2000~3000

    0%~100%という広いSOCレンジで、2~3000回程度充放電を繰り返し行うことが可能です。( SOCState of Charge:充電状態)

     

    サイクル寿命画像


     

                  ハイレート

    最大30Cでの放電が可能


    リン酸鉄は一般的にハイレートでの充放電に向かないといわれていますが、HAIDIは充電は3C、放電は最大30Cまで対応可能です。

     

    最大30Cでの放電が可能


     

                  持続可能性

    環境に優しい


    コバルトやニッケルなどの希少金属を使っておらず、採掘による環境負荷を抑えています。また、鉛蓄電池のような有害成分も含んでおりません。

     

    環境にやさしい


     

                  トレーサビリティ-1

    関連情報を追跡可

    ルにはモデルなどの情報を含むシリアル番号が割り当てられており、データベースに情報を入力することによって、生産ラインや原材料などの情報を追跡可能です。

     

    関連情報を追跡可能


    特性

    特性①

    自己放電率は約3%/月と低く、鉛蓄電池などに比べて長期間の保管が可能です。

          自己放電率


    特性②

    充電時は0°C~45°C、放電時は-20°C~60°Cでのご使用を推奨しております。

          放電容量


    BMU(Battery Management Unit)



    BMU

     

     

     

    HAIDIのバッテリーパックはBMU(バッテリーマネジメントユニット)を搭載しております。

    セル電圧や温度を常時監視し、異常があれば上位コントローラへ通知します。各モジュールのCMU基板から送信されるデータはBMUで集約・監視され、電池残量(SOC)も%単位で演算・表示されます。万一、上位コントローラが異常時に対応できない場合でも、BMUがコンタクタを制御して充放電を停止し、安全性を確保します。

     

     

     

    HAIDIのリチウムイオンバッテリーは、ハイレートでの充放電を必要とする産業用途に適しています。また、短時間でのフル充電により生産性の向上に貢献します。
    agv
    haidi動力
    用途例総合3


    標準パック

     

     

    HAIDIでは、UN38.3試験や海外規格の認証を取得した標準パックを準備しております。

    必要な電圧、容量に近い標準パックをご紹介しております。

    カスタムパック対応



    カスタムパックpng

     

     

    ご要望の電圧、容量、特性、寸法に合わせた専用パックの設計・製造しております。自由度が高く、コスト競争力のある製品を提供いたします