小型太陽光パネルが必要ない屋外電源ソリューション
下記のような環境では、安定した発電が見込めず、屋外電源として太陽光パネルを活用することが難しい状況となります。



課題と解決策のご提案
ALPHIoT POWERは、太陽光パネルなどの発電設備を必要とせず、塩化チオニルリチウム電池(170Ah/85Ah)を採用した屋外用電源BOXで、屋外IoT機器に安定した電力を供給します。
-20℃~60℃の幅広い使用温度範囲とIP66相当の防水・防塵性能により、過酷な環境でも信頼性の高い運用を実現。12V、5V、3V系の出力で監視カメラやセンサーなど多様な機器に対応し、NETIS登録の信頼性でスマートシティやインフラ管理を支える革新的なソリューションです。
なぜ今「電源問題」が注目されているのか?
近年、IoTやスマート社会の進展により、センサーの活躍の場は急速に広がっています。
河川や山間部での防災監視、農業分野での環境モニタリング、建設現場での安全管理など、センサーの設置ニーズは都市部から遠隔地・屋外へと広がりを見せています。
しかし、こうした現場で必ず課題となるのが「電源の確保」です。
インフラが整っていない場所では電源工事が高額かつ困難であり、導入の大きなハードルとなっています。
実際に「センサーを設置したいが、電源がないから断念した」という事例は少なくありません。
こうした背景から、「長期に安定稼働できる電源」 が、業界で注目されています。
■ こんな課題はありませんか?
商用電源や太陽光が使えない場所での課題



解決策のご提案
一次電池を使用した屋外用電源BOX「ALPHIoT POWER」
上記のような環境下で求められるのは、「長期間にわたって安定稼働し、メンテナンス負荷が低い電源」です。当社では、
SaFTリチウム一次電池を活用した屋外用電源BOX「ALPHIoT POWER」のソリューションをご提案しています。
屋外用電源BOX「ALPHIoT POWER」を導入した場合、どれくらいの寿命が期待できるのか?
気になる方も多いのではないでしょうか。詳しくは、下記より資料をご覧ください。
さらに、屋外用電源BOX「ALPHIoT POWER」は国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、様々な施工メリットがある製品です。
特長・導入のメリット
メンテナンスフリーで運用効率化
太陽光パネル使用の場合、鉛蓄電池の交換や清掃等のメンテナンスが必要ですが、
屋外用電源BOX「ALPHIoT POWER」は電池交換や太陽光パネルの清掃等の必要がありません。
TOC(Total Cost of Ownership)削減
太陽光パネルと鉛蓄電池に比べて、保守回数を大幅に減らせるため、メンテナンス費用を抑えることができます。
品質
長寿命の一次電池を使い、気候や周囲環境の変化に左右されず、年単位で使用が可能です。
施工性
170Ah品で約2.5Kgで小型・軽量化が可能。場所を選ばず設置可能で、輸送や設置作業が容易です。
主な用途例
用途 | 利用機器 | 活用メリット |
河川・ため池の水位監視 | 水位センサー+無線通信モジュール | 年単位で使用が可能※1 |
建設現場の環境測定 | 騒音・振動・気温データロガー | 仮設でも電源不要で運用 |
工場・プラント内の設備監視 | LPWA対応無線センサー | 配線不要で既設ラインにも導入可 |
離島・無人施設の遠隔監視 | カメラ・センサーユニット | 日照条件を問わず、保守の手間を大幅削減 |
積雪監視 | LPWA対応無線センサー |
太陽光パネルが使えない、積雪環境でも使用可能 |
※1:消費電力によって、ALPHIoT POWERの寿命は変わります。
実績・導入事例
▶ ケース① 降雪地帯での積雪状況のモニタリングシステム
地域:東北、北陸地方
課題:太陽光パネルの使用が不可(積雪)、積雪環境下の中でも稼働してほしい。
効果:太陽光パネルが積雪にて電源切れを起こす心配がなく、一度の設置で長期間取り外すことなく継続運用が可能になりました。さらに防塵防水規格「IP66」取得しており、防水性能が非常に高いことが、ご採用のポイントになりました。
▶ ケース② 遠隔地でのため池監視システム
地域:兵庫県
課題:長期間稼働したい。遠隔地のため、できる限り電池の交換の頻度を減らしたい。
効果:通信機内部には一次乾電池が搭載されており1年程度の稼働はできますが、ALPHIoT POWERを使用する事で10年以上の稼働が可能になりました。
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